最近なぜか、島田荘司とハヤカワSFにはまっています。
読み終わったのはこの2冊。
魔神の遊戯 (文春文庫)
著者:島田 荘司
販売元:文藝春秋
発売日:2005-11-10
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タフの方舟1 禍つ星 ハヤカワ文庫SF
著者:ジョージ・R.R. マーティン
販売元:早川書房
発売日:2005-04-21
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どちらも面白かった。
島田荘司に関しては、ミステリものなのでちょっとネタバレになっちゃうかもしれません。ご注意ください。
図書館で借りたら、ハードカバーだったのでこの表紙でした。
魔神の遊戯 (本格ミステリ・マスターズ)
著者:島田 荘司
販売元:文藝春秋
発売日:2002-08
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そもそも『ネジ式ザゼツキー』を読んでるよ、とちらっと書いたらコメント欄でおすすめしてもらったのが『魔神の遊戯』でした。
ザゼツキーもうちにあるのは新書版なのでこの表紙。
ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)
著者:島田 荘司
販売元:講談社
発売日:2003-10
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文庫版はこちら。
ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)
著者:島田 荘司
販売元:講談社
発売日:2006-10-14
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ザゼツキーも遊戯も、ちょっと似た感じのプロットかもしれないですね。
一見完全なファンタジー、想像の世界と思える作品内作品があって、だけど実はこれは現実をそのまま描写したんじゃないか、という疑問が出てきて。
御手洗さんのキャラクターが大好きなので(きらいな人なんていないか)(断言)、どちらかといえばやっぱりザゼツキーのほうが好みだったかな。
アウストラロピテクスのルーシーという、ちょっと知ってる話も出てきて楽しかった。
こういう、「下敷きになるファンタジーを、いかに現実に当てはめていくか。ここには明確な規則性がある!」とかいう話がけっこう好きかも、と思いました。
下手なのだとご都合主義すぎて興ざめですが、なんだか島田荘司はぐいと読まされる気がします。御手洗教授の魅力かな。
バラバラ死体、とかの残虐な描写も、なんとなくさらっと読める気がする。あのー、綾辻行人とかに比べて。
あ、でも数年前に読んだ『異邦の騎士』は、途中の激白のあたりのむごたらしさがつらくて、種明かしの後も嫌な後味が消えずに返読しなかったなあ。
異邦の騎士 改訂完全版
著者:島田 荘司
販売元:講談社
発売日:1998-03-13
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それからもう一作、最近並行して読んだのが『タフの方舟』。
タフの方舟1 禍つ星 ハヤカワ文庫SF
著者:ジョージ・R.R. マーティン
販売元:早川書房
発売日:2005-04-21
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これも主人公のキャラクターにはまったかも。
ハヴィランド・タフさん。表紙のなまっちろくて太鼓腹の、ぬこを抱いたおっさんです。
見た目怖いけど、冷静かつ論理的かつ上品な紳士です。
言葉づかいが丁寧すぎてまわりくどくて、NHKのアナウンサーが政治家相手に煙に巻こうとしてるようなっていうか、これ英語の原文だとどういう言い回しなんだろうと気になってしょうがないです。
これはぜひ、とっておきに良い声のダンディーな声優さんでラジオドラマとかにしてほしいな。
そんなタフさんがぬこを可愛がったり、事件に巻き込まれたり、ぬこを可愛がったり、事件を解決したり、ぬこを可愛がったりするお話です(本当)。
訳者さんの解説も、高級レストラン仕立てで面白かった。
島田荘司を借りに行った図書館に続編があったので借りてきた(一冊目は友人に借りた)。
タフさんにまつわる連作短編シリーズのようですが、『タフの方舟』ではこの2冊しかhitしないな。他にもあるのかな。
タフの方舟 2天の果実 (ハヤカワ文庫SF)
著者:ジョージ・R・R・マーティン
販売元:早川書房
発売日:2005-05-25
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お読みになったのですね!
『魔神の遊戯』は、たしかに御手洗さんの魅力
堪能って風にはいかないかもですねー。
ただ、あれほどあからさまに伏線が
提示されているにも関わらず、
最後に「そうだったんだー!」となる
快感はたまりませんでした♪
あ、私自身の名誉のために付記しておきますが、
○○が実は××ではないってことには
すぐに気が付いたんです!
でも、××が△△だとは思わなくて!!
…あぁ、はっきり書けなくてもどかしいw
ところで、あひるさんは、
悩める中年石岡くんはお嫌いでしょうか?
もし大丈夫でしたら、
『上高地の切り裂きジャック』をオススメします。
ミステリとしては普通なのですが(ぉぃ)、
石岡くんがちょー可愛くて♪
あと、『セントニコラウスのダイヤモンドの靴』は
若き日のラブラブな2人が…きゃっ☆
それにしても、『異邦の騎士』、
そんなにむごたらしい描写がありましたっけ?
いろいろ読み過ぎて麻痺してるもので…(^^ゞ
この作品、私はミステリと言うより
青春小説として読んでいて、
何度読んでも泣いてしまいます~。
私も、私も○○が実は××ではないんじゃないか?とは思いました思いました、なんか不自然なんですよね、○○○のはずなのに○○○○○○からきた、ですんなり受け入れられてるし、と伏せ字だらけで意味わかんないですよね(^^;
『上高地の切り裂きジャック』、探してみますね。ありがとうございます。
『異邦の騎士』は、あのー、とある人の過去の描写が…。しかもそれが実は○○だった、というのがさらにぐったりきちゃったんですよね。
読んだのけっこう前なので、今読んだら当時は気にしすぎだったと思うかもしれないんですが。
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