(左:家でおでんとハイボール。右:居酒屋でとりあえずハイボール) 家でも居酒屋でも同じハイボールジョッキ。
それはともかく!
近所にですね?なかなか良い居酒屋があるのですがね?
・平日は午前5時までやっている
・チェーンなんだけどちゃんと料理人さんが厨房にいて、お店独自の手書きメニュー(達筆)とか出している。
・ちゃんと美味しい。刺身とか分厚くて鮮度良い。
でもですね?
微妙な懸念事項があってですね。。
そもそもいつも「外でご飯にしよっか」という時って、うちの場合時間が異様に遅いです。今日もお店を探しに出たのが午前1時でした。遅すぎます。むしろ早いと言っても過言ではない時間にさしかかろうとしています。
なのでもう選択肢が松屋か吉野家(24時間営業)くらいしかありません。
それか、ここの居酒屋さん。バイト君がチンとかじゃなくてちゃんと料理人さんが素材から調理してくれるお店で食べたいと思ったらそこの居酒屋さんしか選択肢はありません。
というわけで、入るか。。
と思って入ると。
店長さん(40~50代の男性)「いらっしゃいませ!(すごく良い笑顔)ちょっとご無沙汰でしたね?」
あれ、そうですかね?(むしろ来すぎではないかと思ったり)
店長さん(ちょっとおずおずと)「あ。。髪切られました?」
あ、ハイ切りました。ありがとうございます。
店長さん(ものすごく申し訳なさそう)「あの、お席が奥のお座敷か、あとはカウンターになってしまうんですが。。。」
あ、カウンターでお願いします(カウンター好き)
店長さん「よろしいですか?申し訳ありません。。。!!(ものすごく申し訳なさそう)いつもカウンターで本当に。。」
い、いつもとか。。
(カウンター席に案内され、メニューを見る我々)
店長さん(気づくと後ろに立っている)「今日はですね~、マグロ盛りがおすすめです」
あっそうですか。
店長さん(すんごいいい笑顔)「これは本当に、ちょっと他ではこの値段では食べられないもので、厨房も自信の品でございます!ね?(厨房に向かって)」
あっじゃあそれを。
(しばらく飲み食いする我々)
店長さん(いつのまにか背後を取られている)「あのう、いっつもカウンターで申し訳ないんでこれ、厨房から」
魚のアラではあるけれど、綺麗に飾り包丁を入れた煮物が運ばれてきてしまいました。大変美味しかったです。
OT「えー大変心を尽くした接客をして頂いて、
もうくるのよそうかなという心境に(;´´Д“)」
そうそうそう!!!
中谷彰宏氏もびっくりの展開ですが。まさしくその通りで。
ええっとですね。というようなことがもっとてんこもりででしてね、あのーうん、えー常連扱いしないでください(半泣き)。
ほんと申し訳ないんですが最近のアラサーとかいう世代ってまあ私たちなんですけどたぶんそういうのむしろ居心地悪いんで!
OT「いつでも一見さんみたいに扱って!(;´´Д“)」
そうそうそう!
OT「とうとうお心づくしの一品が!(||; ゚Д゚)」
や、あのねこの一品だけそっと運ばれてくるならいいのたぶんわ、嬉しいと思えるの。それより以前の店長さんの常連扱い接客ですでにおなかいっぱいなので、重いの。。
ねこになついてほしければ目を合わせてはいけないという。。。そんなかんじで、知らんふりしておいてほしいのです。。私もお店の人とお話するの決して苦手でもきらいでもないのですが。なんかこう、なんつうかこう。。
贅沢なことを言っているのはわかっております。態度とか姿勢とか動線のなってない店員はもちろん私もきらいです。特に落ち度というほどではなくとも何となく覇気のない店にはもう行きません。
そこのお店は味も良いし接客もキビキビハキハキしていてとっても良いお店なのです。
だからこそ。。あの、今後も通わせて頂きたいので、しらんふりしてくださいお願いします(涙目)。妙な生活時間帯の我々からそこのお店を奪われるともうあとは牛丼かファミレスしかないのです。
OT「店長、距離詰めすぎですよ( ´▽`)ノ☆って言っちゃったら?」
いや!そんな残酷なことは言えません!
自分も接客業だった身、それを直接お客さんに言われるとどれほど傷つくか!!
言われたことがあるから知っているの!!
(以下回想シーン)
私も店長で(若い女の子向けの服やさんでした)、お店の下の子たちの目の前で!お客さん(オバサマ)から「あなたの接客ちょっとしつこいわよ」って!
普段からバイトの子たちに、知らない人に話しかけていやがられるのがいやなのはわかるけど、競合店が多い狭いビル内だからね、うちのお店で買ってもらうために、もちろんいやがられない範囲での声かけは絶対必要なんだよ、売り上げを作るためにはね、って嫌な顔されながらも説得してきていたのにですよ!
そんな子たちの目の前で「アナタしつこいわよ」って!!しかも全然しつこくしてないんだよ?聞かれたサイズに応えて、違う色とか形ないかって言われたからいくつか持っていっただけだよ?気に入った商品がなかったからって接客に難癖つけて去っていくとは何だオラー!
しかも私一人の時ならいいのよ今さら傷つかないよ反省するだけだよ。よりにもよって扱いの難しい若いバイトさんたち(10代)の前で。。。オレの培ってきたもの台無しですよ!うるっせーお前に何がわかんだババァ!!ってキレて躍りかかってもいいレベルですよ(もちろん本社も巻き込んだ大問題になるだけですが)
もうほんとひどかったよ。だからそんなこと言っちゃいけないんだよ客はお店の人に向かってさ。お金を間に挟んで対等な関係なの。客が上で店が下とかじゃないんだよ。なんか勘違いしてる人っているけどさ。
(以上回想シーン終わり)
(ちなみに9年前のことですが忘れられません。許すまじあのご年配のご婦人。。)
えー結局この日は。。
店長さん「(頼んだ季節野菜のピリ辛揚げをほとんど残しているのを見て)あっ。。。辛すぎましたか!?」
(運んできてくださった時「けっこう辛いので、気を付けて食べてくださいね」とのひと言添え)
あ、いえその、辛さはいいんですけど、揚げ物としてあんまりカラッとしていなくて。。(すいません聞かれたからと言って言い過ぎです)
店長さん「。。。!!も、申し訳ありません。。。!!」
いや!いや、いいんですすいません。
(なんか厨房から出てこない店長さん)
お、お詫びの品が出てくる前に帰ろう!!
(慌ててお会計。マジで)(てかじゃあ文句言うなよ)
(店脱出)
いやあ。。どうしたものかってあ。コート忘れた(・ω・)。
(店に戻る)
すいません忘れ物を。。
店員さん「ああっ申し訳ありません!」
店長さん「申し訳ありません気が付きませんで。。!!」
いやっ!いやもうほんとに!すいません!
(店脱出)
OT「。。。行きづらいなあ!(;´´Д“)」
すいません!