バッキンガム宮殿の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
すいません私は読んだことがないのですが、こちらのレビューを読んでいてもう森薫の絵でしか思い浮かばなく。
■読 々 享 楽 時 空 バッキンガム宮殿の殺人
リンク先から抜粋・引用させていただくので、皆さまもぜひ森薫の気持ちになって変なスイッチに手をかけながらお読みください。ちなみにスイッチを押すと頭の上でピンコーンと「萌」の字が立ち上がると思って下さい。「へぇ」の代わりに「もぇ」って音がするんでもいいよ?
【主人公の職業は現代においては珍しい(と思う)、プロのメイドさんで(秋葉のあれはコスプレで、実態はウェイトレスだもんね)、職場はなんと畏れおおくも女王陛下がお住まいになっているバッキンガム宮殿。そこでの日々のこまごました掃除のことなんかがふんだんに書き込まれている、】
ほう。
それはまた森薫が好きそうな。てかエマでやっていることですね。お屋敷の掃除の手順をストーリーに絡めて丁寧に説明したり、道具や洗剤まできっちり描いていてすごかったものです。そういう当時の生活の詳細かつ真面目な描写の合間にもスカートの裾を持ち上げるエマのふくらはぎの話とかをあとがきでわざわざ嬉しそうに解説してくれるところが大好きです。
【ジェイン・ビーは自分の意見はきっちり通すし頭の回転も良いし、元気で可愛くてとっても楽しい女の子で、かつ、メイドの仕事に誇りをもっている】
「メイドの仕事に誇りをもっている」!はい釣れたー!森薫一本釣りですよ!
もし森さんがこれをまだ読んだことがないなら、いやそんなわけないか森さんイギリス文化オタクみたいなのでとっくのとうに読んでて実は同人誌とか出してるかもしれないな。
でも商業誌でちゃんとマンガ化してほしい~(同人誌出してると決めつけている)。
エマ 9巻 (BEAM COMIX)
10巻も4/25と間もなく出ますね!
アガサクリスティを榛野なな恵がマンガ化した『チムニーズ館の秘密』が雰囲気ぴったりだったので、森薫がイギリスメイドミステリをマンガ化してもとっても素晴らしいのではないかと思うのであります。
あ、でも私がもともと榛野なな恵の絵や雰囲気に馴染んでいるからそう思うのであって、クリスティファンにとってはまた感じ方が違うかもしれないですね。でも『春にして君を離れ』とか榛野なな恵の絵で読んでみたいものです。
チムニーズ館の秘密 (榛野 なな恵)
チムニーズ館の秘密 (クリスティー文庫)
春にして君を離れ (クリスティー文庫)
うわこの表紙素晴らしい!内容そのままだ。買い直そうかな、古本屋さんのぼろいのしか持ってないし。
あ、でも気をつけないと新装版は訳者さんが変わってる場合も多い。がどうやら中村 妙子さんで同じな様子。
そしてなんと秀逸な邦題。原題が “Absent in the spring” だと知った時にはしびれました。推理物でない小説、女性の生き方や葛藤を描いた作品群であるメアリ・ウェストマコット名義の作品は20代中盤に買い漁って読みましたが、これに一番シンプルで胸に迫るものを感じました。30代中盤にさしかかる今読むとまた違うものがあるんだろうな。
森薫新連載『乙嫁語り』
森薫の新連載!すごい気合い入ってる!
先月末の話ですが、buruさんのblogで知りました。
うお!エンターブレインのサイトで、本編が途中まで読める!!!
森薫と作るかんたんおいしい中央アジア料理「レッツ乙嫁クッキング」
わああ!なんてすてきな企画なんだ!
全4ページに渡る、森薫のお料理エッセイ的インタビューです。
■コミックナタリー – [Power Push] 森薫「乙嫁語り」
(ネタ元:■作者・森薫さんが …
森薫『乙嫁語り』を愛しすぎなコスプレイヤーさんの自作衣装とモンゴルロケ写真が本格的すぎて愛しかない
■ASCII.jp:コスプレイヤー衣装自作に6年、本格的すぎてヤバイ|突撃!ナベコの「知りたいんだけど、きかせて!!」
す、すごい!!
コスプレイヤー衣装自作に6年、本格的すぎてヤバイ …