過ぎる十七の春 (講談社X文庫―ホワイトハート) 小野 不由美 講談社 1995-04 by G-Tools |
を読みました。
ううう相変わらず小野不由美主上(しゅじょう)(小野不由美は2ちゃんで主上と呼ばれているそうです。『十二国記』の新作が出ると白雉がソクイ!と啼くそうです)は怖い描写が得意だなあ。ちょーやなかんじに怖かったです。でも面白かった。展開が二転三転して。
さて。このお話は17歳のいとこ同士の男の子2人が主人公なのですが。2人が自分の運命に抗うためにお互い協力とか心配とかし合ったりするお話。
細かいところまで練られた脚本と人物描写で大変面白く読了したのですが。
あとがきで主上が、
主上「ファンのみなさんから同人誌をたくさんいただきました」
ちょ、ええええええ!?Σ(゚Д゚||;)
主人公:17歳。言葉づかいとかちょっと乱暴だけど優しくて勇敢な男の子。
いとこ:17歳。いつも微笑みを絶やさないような穏やかで物静かな男の子。
設定:二人はとっても仲良し。
そうかもしらんけど。
そうかもしらんけど!!
おかげで読後感がすっかりピンクになってもうた(泣)。
**関連あひる**
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**屍鬼、登場人物メモを取りながら読む
黄昏の岸 暁の天―十二国記 (講談社文庫) 小野 不由美 講談社 2001-04 by G-Tools |
すべての登場人物がようやく繋がって盛り上がるこのお話好きでした。続きを書いてください主上~。
十二国記 風の海 迷宮の岸 第1巻 [DVD] 小野不由美 ポニーキャニオン 2003-03-19 by G-Tools |
アニメもなかなかよくできていると思います。
あひるさんへ
私も小野先生の作品大好きです。
もし続編が出たら感謝をこめて京都の方角へ伏礼をしたいと思っています。
そう考えると十二国記も、あの国とあの国の主従なんかは…考え出すととまりません。(・_・;)
ちなみにイラストを描いた波津彬子さんの漫画「雨柳堂夢咄」文庫版に小野主上が解説なさってます。
>日月さん
お好きですかー、続編本当に待ち遠しいですよねえ!
>そう考えると十二国記も、あの国とあの国の主従なんかは…
ううーんもおー大変なことになっちゃいますよね!あの国もあの国もタイヘンです!(どこだ)
池袋のまんだらけにもしっかり「小野不由美」コーナーありましたし。。
>波津彬子さんの漫画「雨柳堂夢咄」文庫版に小野主上が解説なさってます。
おお、そうなのですね。読んだことはないのですが、綺麗な絵を描く人ですよね。
『丕緒の鳥』小野不由美主上 十二国記シリーズ短編が新潮文庫で発売!
おあ!知らなかった『丕緒の鳥(ひしょのとり)』がもうすぐ6/23発売だそうです!短編4編収録とのこと。
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫) [文庫]著者:小野 不由美出版:新潮社(2013-06-26)
…
久しぶりに『過ぎる十七の春』を読み返したので、私も感想を描いてみました。
そういえば、あひるさんがむかし、あとがきについて触れられていたな~と思い、あとがきを読んだら…
90年代の腐女子、やべえ…ってなりました(;´Д`)
今のお嬢さんたちはコンプライアンスを徹底していて、外部にもれないように気遣っていますが、当時は結構デンジャラス無法地帯だったかも。
アニメが始まった2000年代でも、掲示板ではカップリングに関して血で血を洗う争いがありましたから。
それにしても、新潮文庫版ではあとがきがないので、今となっては小野主上の言葉は貴重ですね。
日月さん
わあ!私も日月さんのブログ読みました読みましたー!そしてそうそう!あとがき!と思っていました。さらに自分でも書いていたことをすっかり忘れていた!コメントありがとうございます…!
そうそう…昔の方が無法地帯でしたよね…血で血を洗う争い!!大変!麒麟が病んでしまうわよ!?やめてさしあげて!!
昔は十把一絡げだったけれど今は趣味趣向が細分化されて、同好の士を見つけやすくなっているし、平和で良いことかもしれないですね。実社会ではエコーチェンバー現象なんて言われて、視野が狭くなって危険と言われますが。