げんしけん 8巻 (木尾士目)、読みましたよ。
読みましたよ。
(若干ネタバレかもです)
さ、
さ、
笹
原
あ
あ
あ
あ
!!!
(↑あひる至上最大文字でお送りしております)
ビバ!笹原!
ジーク笹原!!
素 晴 ら し い ! !
いやあ~、とうとうやってくれました木尾っち。
今までのライトなノリのげんしけんが好きだったかた、ライトなノリの木尾士目しか知らなかったかたには衝撃の、深刻できつい展開かもしれませんが。
陽炎日記とか!
(1話と2話の内容の落差から、作者の身に一体何が起こったのか想像するのがオツ)
四年生はともかく
(これはまあ普通に若者なお話ですよね)
五年生とか!!
(これはもう本当に痛い。痛すぎる。すいません昔彼女に心変わりされたての友人に貸しましたごめんなさい。マジごめん)
を、ずっと読んでいた身としては、ようやく本領発揮ですな木尾っち!という感じです。
キャラのトラウマとか本性とかぶつけ合わせたら天下一品ですもの(ていうか他の作家さんでここまで根掘り葉掘り微に入り細に入りそれだけをやってるヒトあんま知らないので比べようがない)。
しかも今回は、前回『五年生』みたいにぶつけ合わせてさらけ出させて、欺瞞を暴くだけ暴かせてあとはもう崩壊にまかせっぱなしでキャラ疲労困憊しきったところで最終回なんて無茶な感じでなく(え、大好きですよ?『五年生』)、
ちゃんと!
ちゃんと救われてるし!
決着ついてるし!
あげくスバらしいことには。
まだあと1冊出るくらい話の進行に余裕がある!
次の9巻が最終巻だそうです。
これは、『ここはグリーンウッド』級の “最終回を迎える心の準備をさせてくれる作品”になってくれそうな予感。
いや感激でした。感無量です!
なんかこう、最近出てる新刊(で私が集めてるもの)レベル高すぎ。
『ハチクロ』9巻といい『潔く柔く』3巻といい、私ベタ褒めし過ぎ。何にでも感動しちゃうヒトみたいじゃないですか。違います。良すぎです。良過ぎなんです出るもの出るもの。
はあ~~…良かったわあ◎(*´Д`*)
最後にちょっと、内容に関する感想。
うん、こういう文化系のサークルや部活のゆるいノリってほんといいよね(って他知らないですが;)。そのゆるさからごく個人的な話が始まってしまって、それが佳境に入った時、ストンと受け止めてもらえる。その瞬間のピカリと輝く世界。
そんな感じ。
染みました。
げんしけん二代目の1冊目(通しで10巻)出ましたね(ネタバレなし)
出ましたね。
なんで「二代目1巻」、もしくは単に「げんしけん10巻」にしなかったんでしょ。どんなマーケティング的狙いが?
げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)著者: …