那州雪絵『超嗅覚探偵NEZ』2巻が出てた!!



いつのまに!!
相変わらず面白いし、主人公たちをとりまく状況はますます複雑になっていっています。超人的に嗅覚が鋭い松下くんの過去も少し明らかになったり。まさか実家が○○○とは……。
そして相変わらず、えっそのキャラなのにそういう人!?っていう、肩書きと人間性のミスマッチというか、人物作りが絶妙で面白いです。今後どうなるのかなー。なんと一年につき一話という超スローペース連載なので次の単行本にまとまるまでに時間がかかりそうですが、楽しみに待ちます。
それから2巻最後の話、とある人物からの手紙に『君はいつか僕の夢を見るだろう』と書かれていて、このフレーズがタイトルでは主述が逆になっていることに読み終わってから気づいて、なんと詩的な、と思いました。那州雪絵のこういうところもすごく好きです。物語を読むことの楽しさを味わわせてくれるところ。読むごとに点と点がつながっていって、最後にふと目線を変えるとそこに絵が出来ていておお!と思わされる、ような。さりげなく、かつ鮮やかな。
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