ハルキのやなぎにオコナー賞

村上春樹氏が、また海外での文学賞を受賞したそうです。
オコナー賞:村上春樹さんに授与 カフカ賞とダブル受賞に(MSN毎日インタラクティブ)
『めくらやなぎと、眠る女』が選ばれたのですね。


いろいろなニュースサイトで取り上げられていますが、今のところ毎日が一番詳しいです。リンクを貼ってもすぐに見れなくなってしまうので、全文引用します。
(以下、引用)
【アイルランドの代表的作家にちなんで設けられた第2回フランク・オコナー国際短編小説賞に、村上春樹さん(57)の「ブラインド・ウィロー・アンド・スリーピング・ウーマン」が、24日(日本時間25日)選ばれた。村上さんは、来月30日に授賞式が行われるチェコのフランツ・カフカ賞にも決定しており、ダブル受賞となった。授賞声明は、村上さんの作品を「誤解し合う人々の、困難な状況を恐れずに描いた傑作」と評価した。
 アイルランドのコークで行われた24日の授賞式に村上さんは欠席、同書の共同翻訳者、ジェイ・ルービンさんが代理で受賞した。著者、翻訳者2人に賞金3万5000ユーロ(約518万円)が贈られる。
 同賞は昨年創設され、今年9月半ばまでの1年間に英語で出版された短編集6作が候補だった。
 「ブラインド」は今年7月に英国で出版され、表題作の「めくらやなぎと、眠る女」など初期作品から「東京奇譚集」収録作品まで25編を収録している。同書の前書きで村上さんは「長編が森を作る作業だとすれば、短編は庭仕事」と例え、自由に実験できる短編が創作活動の重要な部分を占めると記している。
毎日新聞 2006年9月25日 9時49分 (最終更新時間 9月25日 11時37分)】

おめでとうございます~。
今年3月にニュースで流れたカフカ賞の表彰も、10/30ともうすぐですね。
それからそのカフカ賞を取った人が今まで受賞してきたという、ノーベル文学賞の発表も10月中旬だそうですし。ううむ、ますます期待が高まります。
 *  *  *  *  *  *
さて受賞作ですが、改訂版が収録されているのがこちら。
レキシントンの幽霊
素晴らしく映画化された『トニー滝谷』も載っています。
*トニー速報*


個人的にハルキの中でも1,2を争う大好きな一冊です。未読のかたは、これを機会にぜひ手に取ってみませんか。
それから余談ですが。
『めくらやなぎ』を久しぶりに読み返してみてびっくり。
(前書きを一部引用)
【この作品は(略)「蛍」という短編と対になったもので、あとになって『ノルウェイの森』という長編小説にまとまっていく系統のものです】
ああ、ここだったのか。どうも『ノルウェイの森』を読んでも『蛍』を読んでも、あったはずのシーン(病院に女の子のお見舞いに行ったり、その途中で海に寄ったり)がないなあおかしいなあと思っていたのです。すっきり。
このまま久しぶりに『レキシントン』と『東京奇譚集』読もうかしら。
東京奇譚集


トニー滝谷
まともな感想も今度書こう。一緒に観に行った美女のことしか書いてない。


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“ハルキのやなぎにオコナー賞” への2件の返信

  1. ノーベル文学賞発表、ハルキ受賞ならず

    以前もお伝えしたニュースの続報です。
    ■村上春樹氏ノーベル文学賞の受賞ならず(日刊スポーツ.com)

  2. 村上春樹とエルサレム賞メモ

    各種メディア・ソースをコピペするだけですがまとめというかメモというか。(英語でのスピーチ原文、と思われるものも引用・転載してあります)
    まずはこういうことがあったらしい。
    ■webDICE – TOPICS – エルサレム賞受賞の村上春樹氏への公開書簡
    以下、一部引用….

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