あのね、先日ディズニーランドに行ってきたんですよご家族で。泊まりで。くたびれたけど楽しかったねーハーやれやれ、と帰宅して翌朝普通に幼稚園やら仕事やらの準備をしながらの朝食の席でオットが、
OT「宮本映画化するな」
えっそうなん！？
嫌だな〜〜（嫌なのか）。
え、ディズニーランドの翌朝の爽やかな朝食の話題でそれ？っていう相変わらずのあひるちゃん一家ですし、ディズニーランドもすごく面白かったのでその話も日記的に書きたいなと思っていたのですがこんな話ぶっこまれちゃあこっち書くしかないじゃないですか。旬な話題旬な話題。
え、やっぱりあのドラマのキャストで？
OT「ピエール瀧のことでニュースになってるぞ」
えええ！？何それ！！あっ出るんだ！？でそのままやるんだ！？へえへえ！
誰誰！？
オットが送ってくれた関連リンクを見ると、真淵拓馬のお父さん！！真淵部長かあ！いい役じゃないですか！
OT「こんな映画出て…イメージダウンになるんじゃないか？」
そっ！？いやっ…！？
否定できない！！
瀧さんの方がね！むしろ何こんなえげつない映画出てんだと。
いやいや！真淵部長いい人だから！（そういう問題じゃない？）新井作品の中では真淵部長すごくいい人だから！息子の拓馬はほんまにもー史上最低最悪のキャラクターだけどお父さんなら酷い目には遭うけど大丈夫！（大丈夫か？）
オットくんが送ってくれたニュース。
■ピエール瀧被告、今秋公開映画に出演 製作委員会「改編・追加撮影を行わない」 | ORICON NEWS
ほうほう製作委員会が。
そうね、今色々取沙汰されてるもんねピエール瀧さん降板とか差し替えとか。
でもね！それよりここよね！！
映画では、宮本とヒロイン・中野靖子を中心に“人間賛歌”が描写されるエンターテインメント作品になっている
あれか！！
『蝕』をやる気か！！
どんな人間賛歌だよ！！
コロンつければいいってもんじゃねえぞ！？
あくまでカギカッコつきのな！製作委員会さんが思うところの人間賛歌をな！！
そんなエンターテインメントは嫌だっつーの！！
だから嫌だったんだっつーの！！
ね、あんなものを映画化しちゃおうと思っちゃう製作委員会さんですから！
今さら世間様の目とか非難とか、ものでもねーですよね！！
むしろ上等ですよね！！
あえて火中の栗を拾って投げつけてくるスタイル。
たぶんネット上では賞賛の声多数だろうけど、そういうのもいりませんよね！石野卓球さんばりの塩対応ですよね！
（参考→■石野卓球がとある看護師のバズったツイートに「金使え」と一刀両断！「いつもの石野卓球」「ブレない姿勢」とリプ集まる – Togetter）
なので全然大丈夫だと思います。いやむしろダメです。「ピエール瀧さんそのまま起用するなんて英断やんけ！応援したろ！」とか思ってうっかり見に行っちゃったりしないようご注意ください。ものすっごい胸糞展開が待ち受けています。
覚えておいてください、彼らは観客を嫌な気持ちにするために全身全霊を尽くす人たちです。新井様がそうした人でして、そしてその意志をあますところなく汲み取って実写化した実績のある真利子監督ですので、もうほんと観るのが怖い。正直劇場でなんて見たくない（本当）。劇場の大画面で…大音響で…蒼井優ちゃんがあんな目に…嫌すぎる。
あの、本気で嫌なので本気で劇場には行かないかもしれません。
特に女性は、ほんとくれぐれもお気をつけください。
ええっと…なんの話だっけ。ああピエール瀧さんか。うん、この製作委員会さんなら当然続投でしょうね、と。
ほんとむしろこんな映画出たことで無駄で不当にイメージ下がることが心配なくらいの内容になること間違いないので…大丈夫かな…
何が言いたいのかわからなくなってきたので、関連リンク集でも貼っておきますね？
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こちらが製作委員会の皆さんの発表。
おお、これが昨日の朝7時だったんだ！めっちゃホットなニュースやんオットくん！そらディズニーランド帰りの爽やかな朝だけど言うわ。ありがとう。
よく見ると先ほどのオリコンニュースも他のニュースも一斉に昨日7:00に発表してますね。へえへえふむふむ。ピエール瀧さんに対する呼称もそれぞれで興味深い。「被告」がついていたり、タイトルでは呼び捨てだけど本文ではさん付けだったり。添える写真も謝罪で頭を下げているものだったり（先ほどのオリコンニュース）、逮捕前のものだったり。
こういうのも、5月16日7:00に一斉発表、ということでそれぞれの媒体の担当さんが事前に準備しておいたんだろうな、と思うと、どこがどんなふうに今回の件を考えているのかがほんのりわかるような気がして面白いですね。
まんたんウェブは「さん」づけ。
■ピエール瀧：映画「宮本から君へ」に出演 改編・追撮なしで劇場公開へ
こちらマイナビニュースが一番、映画の内容や追加出演者などの情報が詳しく、さらに監督と製作委員会のコメントを両方とも全文掲載していて親切な感じする。
■ピエール瀧被告出演『宮本から君へ』、審議の上で公開 追加出演者発表 | マイナビニュース
公式さんキービジュアル。いいなこれもう！
そう！そして楽しみだった裕二役を、井浦新さんが！へえへえ！
そして誰がやるのか気になっていた拓馬を…元格闘家！の一ノ瀬ワタルさんだそうです。強そうすぎる…
先ほどのマイナビニュースにも、「絶対に勝てそうにない体」を作り上げたとか、体重33kg増量とか書かれてる…
同作では、原作が支持される一因ともなっている“高層マンションの階段での決闘シーン”も描かれるが、その決闘シーンで、宮本が立ち向かう怪物・真淵拓馬を一ノ瀬ワタルが演じる。ラグビー部に所属する巨漢にして怪力の持ち主で、紳士的な表と、欲望に忠実な裏の2つの顔をもつ難しい役柄となった。体重を33kg 増量し「絶対に勝てそうにない体」を作り上げた一ノ瀬
いや…もう…あんな史上最低最凶キャラやっちゃって、風評被害が心配です。
あのう…原作のあのシーンね。『蝕』。あれ本当に、考えれば考えるほど酷いんですよね。
まあ、あの、せっかく映画化するっていうのなら、封切り後に書こうかな。前にも書いたかもだけど、もう本当に酷くて。色々酷くて。
ええと、もうちょっと関連リンク貼っておきましょうかね？
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今年1月、映画化決定の一報。知らなかったし！
■「宮本から君へ」映画化！主演・池松壮亮、ヒロイン・蒼井優で新キャストも参加（コメントあり） – 映画ナタリー
この写真とか…宮本くん腕折れてるし、もう『蝕』のあとですね…ううう…
そうそう！ここに「2018年9月29日に撮影がスタートし、10月30日にクランクアップした」って書いてあった！早くない！？1ヶ月で撮影終了！？
「ドラマ版が2018年4月から6月にかけて放送」で、9月末から撮影スタートだったんですね。もう映画が前提のドラマ化だったのかなこれ。
真利子監督も「はじめて『宮本から君へ』の映画化に声かけられたのは2012年の夏」って言ってらっしゃるし。
先ほどの映画ナタリーには、池松壮亮さんと蒼井優ちゃんのコメントも載っていました。
蒼井優ちゃんのコメントが…「全身で感情をぶつけ合うシーンの連続だった為、撮影3日目には既にヘトヘトでした。こんなに早く疲弊した現場は初めてです」とか…ううう…
新井英樹 コメント
映画版「宮本から君へ」の最初の陣中見舞い
ロケ現場となった王子・飛鳥山公園で池松くんとふたり、隠れタバコを喫いに歩いていたときの会話
ボク「『宮本から君へ』の映画では、オレ、ブン殴られたいんだよ」 池松「俺もですよ」
ドラマの「世界」を構築・牽引した宮本浩こと池松壮亮本人がそう言うか……と。
ドラマ版で観た蒼井優さん扮する中野靖子の輝きは驚きでした。
全話通してもゲスト出演には思えない、違和感すら覚えるあの存在の力。
写真家・佐内正史さんがドラマ版の打ち上げトークショーで放った名言
「真利子には愛はあるけど情はない」（笑）言い得て妙!! いや、真芯だ!! これ表現者として最強なんですよ!!
この三人が原作の、ある意味本番パートで「自分こそが一番」と生命力バトルを繰り広げるってだけで胸が高鳴り
「原作クソ喰らえ!!」と殴り倒されたがってるボクの夢を叶えてくれそうです!!
「真利子には愛はあるけど情はない」ってこれ新井様や！！
あんたやあんた！！
好きなキャラほど…酷い目に遭わせる新井様…
で、真利子監督もやっぱりそういう人なんやね…
いや〜もうほんと、楽しみ…にできない…
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おまけ関連リンク。
「テレビドラマ「宮本から君へ」のテレビ東京新入社員特別試写会が東京・テレビ東京本社にて行われた」とか！嫌がらせか！！
■池松壮亮が「宮本から君へ」特別試写会に出席、俳優としての感情表現語る（写真11枚） – 映画ナタリー
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関連あひる
ドラマ宮本関連。
■2018-07-02 ドラマ『宮本から君へ』最終回、まるで打ち切りのようなすっきりしない終わり方が新井作品らしすぎて二期を熱望。珍しく女の子に優しいオットの反応。
■2018-06-25 ドラマ『宮本から君へ』11話感想、回転土下座やってくれました！
■2018-05-11 ドラマ『宮本から君へ』今夜はいよいよ！靖子と自転車爆走シーン
■2018-04-30 ドラマ『宮本から君へ』を見て若者はどう思うのかな？それから例の靖子さんのあれをベルセルクで言うと
■2018-04-29 ドラマ『宮本から君へ』次回からいよいよ仕事編、原作者新井英樹が父親役で登場！
■2018-04-16 ドラマ『宮本から君へ』1話も2話も見たよ！超スバらしい！！ドラマでは原作のどこまでいくのか推理とオット座談会
■2018-04-12 新井英樹『宮本から君へ』実写ドラマ化！テレ東ドラマ25！脚本監督 真利子哲也！宮本＝池松壮亮！靖子さん＝蒼井優！！
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真利子監督
■2016-05-17 柳楽優弥主演『ディストラクション・ベイビーズ』は、新井英樹『ザ・ワールド・イズ・マイン』の映画版と言っても過言ではない
■2016-05-01 新井英樹が柳楽優弥主演・真利子哲也監督『ディストラクション・ベイビーズ』先行上映会でトーク！
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新井様関連。
■2018-09-21 新井英樹インタビュー集。新井英樹さん、岩明均さんの心を攻撃してしまう（注：本当）
■2018-09-20 [真面目に] 新井英樹短編集『セカイ、WORLD、世界』を読んで、子育て初期のしんどさをまざまざと思い出した
ごめんなさい、これも結局劇場では見逃しました…なかなか時間が作れず…
■2018-07-03 新井英樹『愛しのアイリーン』実写映画化！！主演、安田顕！！
あっ…見れちゃいますね？
あ〜……
■2018-04-17 第一回、新井英樹を初めて読む人に何を勧めるか会議
■2018-05-01 新井英樹『SCATTER あなたがここにいてほしい』のすすめ…すすめてる…かな…すすめたいのかな…
■2017-11-25 オットくんが読みかけのKindleで新井英樹テロを仕掛けてくる
■2013-08-22 Dモーニングで新井英樹『宮本から君へ』復刻連載開始！！
■2013-10-10 新井英樹がCDのジャケットを描き下ろし、Dモーニングの宮本リア充すぎ
■2012-07-19 新井英樹『キーチVS』、9巻で俄然盛り上がってきた
熱すぎて恥ずかしい…ブログ始めて2年目の記事。
■2006-03-09 “LIVE新井英樹” ～新井英樹『キーチ!!』啓蒙第一章・導入編
■2006-10-17 ザ・ワールド・イズ・マイン驚愕事実、モンちゃんの瞳の秘密
■2006-01-16 新井英樹と萌え
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