父ちゃんキライ問題、うちの子の雄弁な「あっ」

NHKエンタープライズ

2018-03-23

久々の父ちゃんキライ問題です。
書いてなかっただけで別に収束したわけではなく、むしろ最近は父ちゃんも母ちゃんも無差別にキライの対象になっています。悪化しとるやん。
5歳児だけど反抗期なの？思春期なの？ってくらい不機嫌。これはこれで成長なの？ということなんだろうなと思いつつも釈然としないギスギスした日々を送っています。
それはそれでネクストステージ感あるので別に書き記しておきたいところなのですが、今回は以前から書こう書こうと思っていた「あ」の話。
4歳前後が一番多かったかなあ、5歳も終盤の今は出なくなっちゃって寂しいので、これも成長の記録として残しておくことにします。

説明いたしましょう、うちの子の「あ」について。
うちの子がですね、オットくんに対してカチンと来た時に、「あっ」ていうんです。

例1：父子二人で仲睦まじくはしゃいでいた次の瞬間、ちょっとオットがくすぐると「あっ」

例2：ご飯早く食べちゃいな、いらないなら父ちゃんが食べちゃうぞ、と手を伸ばすふりをすると「あっ」

OT「わりと、シンボリックなメッセージを出すよね。琴線に触れたやつだぞと」

そうね！！
超えちゃいけないライン超えたぞとね！
一文字で雄弁だよね！
表現力が豊かだよね！
ここまで憎しみを凝縮させるとは！一文字に！

と夫婦で絶賛しています（親バカ）。

私には経験と観察により大体タローの琴線が把握できているんですけどね。
くすぐられるのキライとか、楽しく遊んでても急なモーションをされたり、驚かされたりするのは苦手。所有権の侵害にも手厳しい。たとえ冗談であっても絶許。
でもオットは何回やっても、何回「あっ」を頂戴してもわからないのかわかる気がないのかむしろ「あっ」待ちなのか、懲りずに何度もやらかすんですよね。

なので、オットがやらかしてから、タローの「あっ」が発声される一瞬前に私にはわかるのです。
きこえが。感じが。『ちはやふる』的な世界で。
すると、

オットがやらかす
私「あっ」
TR「あっ」
OT「えっ？」
蹴る

っていう段階的事象が発生しがちです。
なぜなのか。

でもあれよね、オットくんもタローも二人して「父ちゃんギライ」を楽しみ始めてるとこあるよね。
タローさん「母ちゃんにはナイショね！母ちゃんの前では仲悪いってことにしようね！」って言いながら隠れて父ちゃんとぎゅーしたりちゅーしたりしてるらしいんです。なぜなのか。なぜ仲悪いってことにするのか。仲良くしてるとこ見せてよ。楽しいのに。

食事や着替えなどの介助も、私が台所などで手が離せないのを見てオットが近寄ると母ちゃんじゃなきゃヤダ！とオットを威嚇しにかかるタローですが（威嚇）、

OT「『じゃあ母ちゃん戻ってくるまでに急いで仲良くしとく？』って提案すると俄然顔が輝いて『ウン！』って」

なにそれかわいいな。御し易いな。

OT「まあでも、ほんとに本能的に拒絶される時も多いけどな。朝起きて、目があったら蹴られたり」

「あっ」すら無し！
チンピラか！
何見てんだオラ in 家庭内！
完全に難癖。

OT「( ´_ゝ`)」

さすがにオットくんかわいそう。

と、これが4歳頃までの日常でして（日常的に難癖）。
そんなタローさんが5歳後半の今どうしているかといいますと、今度は思春期みたいなめんどくささになっているのです。私もよく威嚇されておりますし（日常的に威嚇）。

子育てに平坦な道はないのか。いつまでだってワインディングロードか。
えっと、がんばります。

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