[真面目に]『おげんさん』でお父さん（高畑充希さん）が紹介していたミュージカル『グレイテスト・ショーマン』劇中曲「This Is Me」について調べてみた

無事「おげんさんといっしょ」の放送が終わりました～！放送を見てくれた大きいお友達、ありがとう～！

ねずみとしては“#エレガントでエモくて平成最高の出来！”と思ったのですが、みなさんどうでした～？

また会えることを願って…ま～～たねぇ～～～( C・>#おげんさん pic.twitter.com/KvT1qiyhZI

— おげんさんちのねずみ～(C・＞ (@nhk_ogensan) 2018年8月20日

（#エレガントでエモくて平成最高の出来）

いや『おげんさん』、今回も面白かった！！色々心配になった！！
細かい感想は別にするとして、ここでは『This Is Me』の話をしたいです。

今回は視聴者参加型コーナーをやめて、ひたすら歌と演奏でしたね。もっとまったりだらっとトークしているところも見たかった気がするけど、でも楽しかった！！

そんななか、高畑充希ちゃんが紹介していた、1本のミュージカル映像。
番組内で見ても引き込まれましたが、改めて検索してみたらさらに良かったので記録しておきます。

正確には、ミュージカル映像ではなく、ミュージカル映画の企画段階のセッション（仮合わせ）映像。
ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』の、映画製作が決定していない段階でのワークショップ・セッションで、キアラ・セトルさんが初めて生歌を披露する様子を捉えたもの、だそうです。

ここまではおげんさんの番組内でも説明があったのですが、YouTube映像の中では、歌に入る前にさらに詳しく語られていました。

キアラ・セトルさん、このセッションの直前までは、自信が持てずにマイクスタンドの後ろ側から動けなかったのだそうです。
えっそうなんだ！？映像ではガンガン前に出てノリノリで、他の演者さんたちをめっちゃノセノセしてるから、よくいる黒人系シンガーさんのようにいつでもノリノリで堂々としてるのかとばかり。
それがそうじゃなくて、それまでは怖くて前に出て行けなかったと。
だけど、このセッションで初めて中央に出たんですって！
よく見ると、周りの演者さんたちもちょっとびっくりしてるんですよね、彼女が出てきたことに。

それを知ってから見ると、より一層胸に響くものがありました。

実際の映画内の映像も公式サイトで、英語詞が印象的に表示される形で公開されていました。

うーん、素晴らしい。
あの、さっきも書いたように黒人系歌手の人はいつでも自信満々のように見えるとか、日本人からすると、『おげんさん』でもみんなで言ってたけどこう、欧米の人たちのあの、感情をオープンに表に出しちゃう感じ、ゲームの発表とかでYEEEAAHHH!!!!ってなっちゃう感じ、ストレートでいいよね、すごいよね、みたいに思いますが、でもこの歌の内容がそもそも、抑圧されていて。弾圧されていて。大勢との違いを、一般的でないことを奇異の目で見られて。

そういうものを跳ねのけるために、はじめから強い人たちが大声を出しているわけじゃなく、悲しみと恥ずかしさで消え入りそうな心と身体を鼓舞して、奮い立たせて立ち向かって、声を振り絞っているんだ、怖くないわけじゃないんだ、怖いけどそうしているんだ、と、この映像を見ていたらとても、とても強く伝わってきました。

伝わらない人たちのことを避けて、伝わる人たちにだけ向けてしゃべって満足していて、それは本当にコミュニケーションと言えるのだろうか。

伝わらないことを諦めず、傷つけられることを恐れず。
傷つけられたとしても損なわれるものは何もないのだ、自分が手放さない限りは。
そう覚悟を持って、毅然と立ち向かうこと。
謝ることなんてない。恥じる必要もない。

そんなふうに思えたらいいな、思いたい、そう振る舞いたいな、と思いました。
今触れることができてよかった。
ちょっとエモいけど宮野真守さんのハッシュタグの勢いでえい。
すごいですね！これほんと。『グレイテスト・ショーマン』。本編見たことなかったのですが、大評判だったのも頷ける。今度観よう。

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関連リンク。
歌詞について検索していたら見つけた記事。まさしくまさしく。
■グレイテスト・ショーマン「This Is Me」の字幕が秀逸すぎる | Color Flow＠カラフライフ

差別と偏見が本作の大きなテーマ、と書かれたレビュー。
■『グレイテスト・ショーマン』に秘められた現代へ送る“衝撃的なメッセージ”とは？ | シネマズ by 松竹

これは！
■渡辺直美さんが「グレーテスト・ショーマン」のレティに大変身。クオリティが高すぎてヤバい

おっこんなのもあった！
先ほどの事前セッションで、ヒュー・ジャックマンもやっちゃってた。鼻の手術をしたばかりだから医者から歌うなと言われていたのに。
めっさ歌ったった。
歌わないよ？絶対歌わないよ？っていう。おげんさんか。
（60回も見てない人にはピンとこないかと思われますが『おげんさん』1の時に源ちゃんが言ってたのです）

いや楽しそうだなこの人たち！

今回も楽しい時間をありがとう！おげん家の人たち！
もうちょっと『おげんさん』の感想とか、新曲『アイデア』についてとかも近いうち書きたいつもり。

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関連あひる
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言うてもこういうノリの人たち。ってとこも嫌いじゃないです。
■2014-11-09 「レッドブル飲んでも翼をさずけられなかった」アメリカで集団訴訟、しかもレッドブル負ける

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本編吹き替え版。

日本語訳の歌詞カードはサントラにも入ってないらしい。Blu-rayにもやっぱり入ってないのかな〜。

高畑充希ちゃんが歌ってたのすごく良かった。