<バック・トゥ・ザ・フューチャートリロジー 30thアニバーサリーデラックスエディション/楽天>
先週?先々週?の話ですが、マモと山ちゃんで新録マーティー&ドクやってましたね!金曜ロードショーで『バックトゥザフューチャー』!
1は痛恨、録画し損ねたけど2と3は録れた。宮野真守さんのマーティーが醸し出す16歳みが雅マモルに聴こえてしまって楽しい、て友人ゆいなに言ったら雅マモルスタンプ連投されてあほほど笑いました。なにこのスタンプ!初めて使ったって言われました。何それ喜ぶべき?どう?それはそれとして山寺宏一さんのドクは安定感しかなかったですね。山ちゃんマーティーもやってたのにな。そのうちクララもやるんちゃう。
さてうちの子タロー氏10歳小5。去年か今年の夏あたりに既にバクトゥ履修済み。前に書いたトリロジーボックスにて。でもせっかくだから違う吹き替えでもっかい見よか、と今回2を観たのです。ちょっと時間遅くなるけどすぐ寝ればいいかと。そしたら観終わってから「バクトゥ年表作りたい!」と言い出し。すっかり寝るのが遅れました。布団に入ってからもバクトゥの話がやめられない止まらないし。寝れるわけなかったこんな面白いもの見て。
以下、そんな母ちゃんとうちの子の徒然会話記録です。
まずは年表作りから。
1985年と、過去が1955年で、未来は2015年ね。ついでにさらに先に2025年も書いといて、今だよ今。バクトゥの世界の未来よりさらに10年も未来に生きてるんよ私たち。
で、1の1955年から1985年に戻ってみたら、ビフが作り替えた「ビフワールド」になっちゃってたねと。枝分かれさせてみる。
TR「この時本物のマーティは?」
ん?なんかスイスの全寮制の学校に入れられてるって言ってたよ。家族と引き離すためじゃん?
TR「スイスって国際連合の本部があるってイメージ」
そっそうね!?すごいな中受の勉強の成果が!そもそもスイスの全寮制ってなんかすごくきちんとした良い学校だよねきっと。もしやビフ良いパパか?
まあでもだいぶ酷い世界になってたよね。
TR「アメリカって金で警察を支配できるの?」
そっそうね!?えぐい質問するね!まあ…ビフが望んだ世界がそうだった、てことでしょうね…ちなみにトランプ大統領がビフのモデルだって言われててね。TR「えっそうなの」そうなのよ。今はビフが大統領になっちゃった世界なんよ。TR「やばいじゃん」やばいね。
そして無事に?2のドクは落雷で1885年に飛ばされ、1のマーティーを1985年に送り出した1のドクの元に2のマーティーが駆け込んでくる、と。
TR「この時のドクは…一緒に乗らないでいいの?」
えーっとそうだね、この1のドクは、2のマーティーを3の西部時代に送る手助けをして見送ってたじゃない?あの馬の看板の前で。だからこの1955年に残って生きていくわけだ。いずれタイムマシンを作る自分を知りつつ。そして1985年かもう少し前に、マーティーと友達になれる日を待ちつつ。
そう考えるとアツいわね。このドクが30年後にマーティに出会うわけだ。嬉しかったろうね。
と言ったらうちの子、低い小声で、
TR「マーティ〜〜、マーティ〜〜〜〜って心の中で思ってる」
マーティ〜〜、マーティ〜〜〜〜って!心の中で思ってる!ね!心の中では小躍りだよね!でも初対面のフリしなきゃいけないね!
やあ久々に見たバクトゥ3はやっぱり楽しかったです。大人の恋の物語ですよねーこれ。すってきい。ドクが!恋!クララとお互い一目惚れ!非科学的!クララともっとお話したいドクが可愛すぎる。すぴすぴ言ってる。わんこがすぴすぴ言ってるみたいな顔してる。と思いながら見ていたらうちの子ニコニコしながらこちらを見て、
TR「ドクかわいい」
かわいいよね!!かわいいよね!!
ドクの可愛さをわかち合えて嬉しおす。
そして色々あって現代(1985年)に戻ってきたマーティ、無事ロールスロイスを回避。てかヒャッハーな煽りを回避ですね。大人になった。バクトゥって血気盛んな若者が大人の分別を手に入れるまでの物語でもあったんだよなあと改めて思いました。1ではちょっとしたネタ的に扱われていたチキン耐性の低さが、2では明確な伏線になってましたもんね、不穏な未来への。2と3が間を空けずに公開されたし撮影はほぼ同時だったっていうから、2と3は前後編みたいなものなんだろうな。
3をリアルタイムで劇場まで観に行った中学生の時(1990年)はとにかく1と2が面白すぎて、3への期待がむちゃくちゃ膨らみまくっていたので、ちょっと物足りなかったんですよね。え、もう終わり?っていう。なんか盛り上がる前に終わっちゃったなあ…みたいな。でもそれもきっと、1から続く若者の成長部分が、「チキンと煽られても無視できるようになったのさ」という地味さが本物の若者にはピンとこなかったせいだったのかもな、と。それから、西部時代に対するアメリカ人のノスタルジーもあったんだろうなと。3のストーリー展開ってほぼ1と2の焼き直しですもんね。それも2には1の内容を繰り返す理由があったけど(そこが最高に面白かった。カメ止め的な繰り返しの妙)、3は単に西部劇版ってだけで。でもそこが良かったのかもな、アメリカの人たちにとっては。ドクだって憧れの西部時代!って言ってたし。その辺が日本人の当時中学生にはピンとこなかったのかも。お馴染みの面々が江戸時代に!みたいなかんじ?
まあでもやっぱり、本当に良く出来た映画だなあ〜としみじみ思いました。ああ楽しかった。ほぼほぼCGじゃないのもすごい。車ぶっ壊してるわ馬と機関車めっちゃ並走させてるわ…(大丈夫だったのあれ…)マーティーめっちゃ馬で市中引き回されてるわ…(スタントマンさんだろうけどそういう問題ではない…見てて怖かった…)
そもそもネイティブアメリカンを騎兵隊が追いかけ回してる時点でノスタルジーとか言ってる場合かな…と思わないでもなかったですし、そういうところに時代を感じてしまいはしたけれど。ん、ブルーハーツの『青空』ってもしかしてこれのこと?と検索したら1988年の曲だった。3の劇場公開が1990年7月だから、ブルーハーツが好きな若者たちはもしかしたら3の冒頭のあのシーンで笑えなかったのかもしれないな。私がブルーハーツを知ったのは3公開の少し後だから、ニアミスしてる。けどきっと先に曲を知っていたとしても当時は気づかなかったと思うなあ。
そんなバクトゥ話でした。
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余談。
うちの子に伝えたこと。
そういえば!あれが本物のクリントイーストウッドだよ!ほら空豆クリキントンさんのモデル!
TR「あー」
反応薄!似てるでしょ!?
TR「まあ」
反応薄!昭和は遠くなりにけりィ!まあわかんないよね、当時はそりゃ面白かったのよ?そもそもマーティが「イーストウッド…クリントイーストウッド」って名乗った時点で劇場は笑いに包まれたのよ(語り部か)。わかんなくても無理もないか、ダーティーハリーもクロコダイルダンディも見たことないんだもんね。なんならなんで空豆クリキントン知ってんだっつう話だし。鳥山明先生のデッサン力を浴びて欲しいと思って数年前に買い揃えたのですDr.スランプ。
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→吹替の翻訳について別記事にしました。
■バクトゥ3のクララはドクの瞳の色をなんて表現しているか [吹替]
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