六本木 L VINOでワインの試飲会

飲みネタ続き。
先週の半ばには、先輩友人のお誘いで六本木にオーストラリアワインの試飲会に行ってきました。場所はイタリアン L VINO（エルヴィーノ）。

着いてみたら、とてもこじんまりとして落ち着いた素敵なお店で、お客さんもまだ数名（最終的には20人近くになったかしら）。もっと大きな、誰でも入れるイベントのようなものかと思っていたのですが、お店のスタッフさんやワインとも距離の近い、ちょっとしたホームパーティーといった雰囲気で、とっても居心地良くて楽しい時間を過ごすことができました。誘って下さった先輩行きつけのお店なんだそうで、こういう席に誘って頂けるのは非常に嬉しいことです。
その楽しい雰囲気を作って下さっていたのはどうやら店長さんの木下さん。いや、郷ひろみが和風になったようなとっても渋かっこいい素敵な男性なのですが、お話すると愉快でおちゃめ。
「ワインってやっぱりグラスを回すと良いものなんですか？」とちょー初心者なこちらの質問に、「そうなんですよ」とにっこり。「白も？」「ええ」へえー。
「若いワインは小さな子供と一緒なんです。小さい子って腕持ってブーンて振り回してやると、すんごい振り回すとすんごい喜ぶでしょ？もともと元気があるから。でもお年寄りにそれやると疲れちゃう。それと一緒で、若いワインはがんがん振ってあげるといいんですよ」
おおお！なんてわかりやすいんだ。さすがワインの世界のお人、例えが素敵です。
と感心しているところへ、「これっくらいですよ！」とどこの遠心分離装置ですかってくらい強烈にグラスをぶん回す木下さん。
こっこんなにですか！？
Σ(ﾟДﾟ||;)
（すいません、笑いすぎてうまく撮れてない；）


立食形式のオードブルもどれもとってもおいしかったし、カウンターの広いお店だったので1人とか2人とか、少人数でゆっくりワインとお料理を楽しみたい時にぴったりのお店だと思います。皆さまもぜひ、そんな気分の時にはこのぐるぐる高速回転ワインを思い出して下さいませ（^▽^）。
4月にはもっと広い新店舗にお引っ越しだそうなので（同じ六本木）（工事のための平面図とか見せて頂いちゃいました！）、それまでにもう一度、今のお店のあの小さくて落ち着く雰囲気味わいに行きたいなあ。
新店舗ができたら、肉好き（鉄板焼き肉料理を出すとか！）ワイン好きを集めて大勢で押しかけようと話しております。居心地の良さはきっと広くなっても変わらないんだろうな。
そんなふうに思わせてくれる夜でした。
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**余談ちゃん。**
この日はオーストラリアのワイナリーから、おヒゲのAustralianおじさまがいらしており、お客さんも白人さん率高し。そこここから英語。たまにこちらもカタコト返し。そしてワインをちびり。「なんかセレブっぽくね？(ﾟ∀ ﾟ)♪」とはしゃぐ我々（この時点でセレブでないことは言うまでもねい）。
おヒゲのおじさまは新しいワインが開けられるたびに英語で解説して下さって、それを2割程度（少なすぎ）なんとなーく理解したつもりで聴いているところへ通訳の女性が、その場でなんとも流麗な日本語にして聞かせて下さるのですよ。プロの技素晴らしい！自分のアタマの中のカタコトだらけの無骨な（そして全然正しくない）（ダメじゃん）翻訳がそのたび裸足で逃げ出しました。
目の前でプロの同時通訳ってあまり経験なかったので、面白かったです。