舞台版『千年女優』(今敏原作)

おお、これは面白そう。とても舞台向きの作品だと思う。
■TAKE IT EASY!×末満健一 舞台版『千年女優』(今 敏原作)東京・大阪で再演: ★究極映像研究所★


2009年の舞台を観た、今監督の感想にはこんな風に書かれているそうです。
■NOTEBOOK >>NOTEBOOK >>ブログアーカイブ >>千代子讃江・その1 – KON’S TONE

“娘であるアニメーション版『千年女優』だって可愛いが、映画における一番の責任者である者にとってはおのれの不明による出来の悪い面がクローズアップされてしまい、無条件に可愛いというわけにはいかない。
(略)
しかし「娘」から生まれた「孫」は可愛いのである”

また上手い！原作者の立場から原作を娘、舞台版を孫と！

同じ今監督のblogからもう一節引用。

“聞くところによると舞台版『千年女優』に関して、ネット上での評判もすこぶる宜しいようで、原作とその監督をした者としてたいへん喜んでいる。
何度でも何度でも言いたくなる。
「いやぁ、本当によかった」
よかった、というのは舞台そのものも勿論、その評判がよかったこともよかったのであり、舞台化してもらったこともそれを楽しめたことも評判を喜べるようなことも含めて、そんな経験をさせてもらったこともよかった、なのである。
幾重にも重なるレイヤーのように喜びが、相互干渉して満足が増幅される。
その構造はひどく『千年女優』的である。”
■NOTEBOOK >>NOTEBOOK >>ブログアーカイブ >>千代子讃江・その1 – KON’S TONE

なるほどなるほど。幾重にも重なるレイヤーのように。ほんとにそういうお話だったなあ。究極映像研究所さんも「もともと演劇は、同一の舞台でも時空を超えることが容易なメディア」と書かれていますが、ほんとその通りですよね。私もDVDでですが『千年女優』を観た時に「演劇みたいだなあ」と思いました。
舞台版、評判良かったんですね。観てみたいな。
舞台版公式サイトの、東京公演情報はこちら。
（大阪公演、福岡公演についてはリンク先をご覧ください）
■舞台版『千年女優』 公演概要

“TAKE IT EASY!×末満健一 2011　舞台版「千年女優」
東京公演
会場：シアターグリーン BIG TREE THEATER
豊島区南池袋2-20-4　TEL 03-3983-0644
2011年2月17日（木）～21（月）
17日（木）19:30
18日（金）15:00／19:30
19日（土）14:00／18:00
20日（日）14:00
21日（月）14:00
※開演時間の45分前より受付開始、30分前より開場
料金
一般＝前売 3,800円　当日 4,000円
学生＝前売 2,800円　当日 3,000円（要学生証提示）
※全席指定 “

もうチケット売ってるようですね。イープラスとチケットぴあで販売、大阪公演は直前予約サイトも。
とりあえずe+見てみた。
■舞台版『千年女優』｜イープラスチケット情報｜ライブコンサート、舞台のチケット販売はe+（イープラス）
お！劇団公式YouTubeに予告編が！
■YouTube – TAKE IT EASY!×末満健一 2011 舞台版『千年女優』予告


うっわーますます観たいなあ。
関連あひる
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千年女優 [DVD]
出演：荘司美代子
販売元：バンダイビジュアル
(2003-02-25)
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あぶな坂HOTEL (クイーンズコミックス)
著者：萩尾 望都
集英社(2008-03-19)
販売元：Amazon.co.jp
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萩尾望都のオムニバス集、この中の『女の一生』という一編が『千年女優』と似たテーマでした。舞台もこんなかんじになるんだろうか。