『大東京トイボックス』産休と『ベル・エポック』

『大東京トイボックス』のことを任天堂のとこでちょっと書いたので、せっかくだからトイボリンク集を。
サイン会のようすがとっても楽しそうだったし、今後のストーリー展開なんかの話もちょこっと出てきてたのでまとめておきます。

**うめサイン会まとめリンク**
■うめのサイン会行ってきた（カイ氏伝）
写真満載！詳細レポ。
■サイン会2007　報告編１（難民チャンプ）
■サイン会レポ　報告編　サプライズよせがき（難民チャンプ）
その他の記事もサイン会カテゴリに多々あります。
そしてそして。現在は”特別編”ということでサイドストーリー的小編を掲載中、とのことなのですがその事情が、
■特別編のお知らせ、もしくは（難民チャンプ）
【誠に勝手ながら、このたび妹尾が、産休をいただくことになりました。
　予定日は１１月後半です。大東京トイボックス、いよいよこれから！　という時ではあるのですが、しばらくお休みです。楽しみにしてくれてた人、ごめんなさい！】
おめれちょうございます！11月後半てもうまもなくではないですか～。安産祈願。
そんなわけで「短いページの外伝を何話か描きためて、復帰まで乗り切ろうという作戦」なのだそうです。
『ベルエポック』にもそんな話あったなあなんて思い出しました。長編で有名な女性作家が出産・育児を機に創作に苦しむのだけれど。。というお話。
ベル・エポック (逢坂みえこ)
『赤子が来りて筆を折る』というタイトル。おそらく文庫5巻か6巻に載っているかと。

あのエピソードは良質な今作の中でもとくに印象的でした。創作という仕事と、その集中力を妨げる出産・育児の重圧。自分が世間から作家として、人として取り残されていく不安。それを解決してくれるのもまた子供の存在の確かな重さだったりする、矛盾というかメビウスの輪というか。
でもこの話の中では、「だけど子供の笑顔があるから」でお茶を濁すのではなく、子育てと仕事を両立させるための試行錯誤として短編作家への転向、というアイディアをひねり出し実行してモノにする強さが、短いページ数の中に凝縮されていて。素晴らしいなあと思ったものです。
というわけで復帰楽しみにしてます！外伝短編もファンとしてはとても嬉しい企画ですし（単行本書き下ろしマンガがいつもめっちゃツボ）、本編の再開ももちろん待ってます。一度は中断してしまった連載がこうして復帰しているのですから、そういう声はとても多いはず。安心して必要な間は出産・育児に専念して下さいませ。
**あひるとトイボの歩み**
**東京トイボ：突然最終回( ´Д⊂
呼応する中の人記事はこちら。
■ゲームも好きだし、漫画も好きだよ、相変わらず。（難民チャンプ）
しかし本当に、これほど同時期にあちこちから「面白い」「今注目してるマンガ」との声を聞いた作品はないかもしれません。それだけに打ち切りの衝撃は大きく、連載再開の喜びもひとしおでした。
→慌てて単行本購入・大東京トイボとして新連載速報！・連載開始・大東京トイボ：2巻の太もも・サイン会にて『東京トイボックス』印刷ミスがあった単行本カバーを無償配布
**ちょこっと関連**
**ゲーム『大神』ポスター不法販売対策として実費配布の侠気(おとこぎ)
**ニンテンドー修理サービス伝説
大東京トイボックス（うめ）

東京トイボックス 新装版 (うめ)
（amazonには今だにトイボ各単行本の画像がないのですが、うめさんが貼っていいよと言ってくれた画像を自己添付しております）