本場インドの豪快すぎるチャイの淹れ方

毎年インド旅行に行く知人から、本場インドの紅茶とチャイマサラのおすそわけを頂きました！きゃあ嬉しい！
さっそく淹れてみたらすごい！身体がむちゃくちゃ温まる！
本場の淹れ方も教えてもらったので、メモとして書いておきます。ちょっとびっくりな淹れ方。

知人は毎年インドのご家庭にホームステイのような形で滞在させてもらうのだそうで、チャイマサラはそちらのご家庭自家製。ご家庭でブレンドするものなのか。
そこのご家庭のチャイの淹れ方が、大体こんなかんじなのだそうです。
・小鍋を２つ用意して、ひとつには牛乳を沸かす。
・もうひとつの小鍋に水とチャイマサラを少々入れ（水から！）、茶葉もがつっと入れ（水から！？）、ガンガンに沸騰させる（ええ！？）。
・沸騰して茶葉ごとぶわーっと膨らんでくるくらい煮えたら火を止め、沸かしてある牛乳と混ぜる。
・注ぐ時は茶こしをぎゅうぎゅうに押して絞りまくる（ええ！？）
なんて豪快な！
日本では紅茶っていうとジャンピングだのベストドロップだのイングリッシュガーデンだの（？）マジメなルールとお上品な雰囲気があるものですし、私はあんまりそういうことにこだわらず（二煎目okとか）大ざっぱな淹れ方・飲み方しているとはいえさすがに茶葉入れたままガンガン沸騰させたことはなかった。せいぜいロイヤルミルクティーで「沸騰しないように弱火でじっくり」的な過保護なことしか。
今回このやりかたにのっとって、むっちゃくちゃ沸騰して小鍋から溢れんばかりに膨らんできた茶葉を見ていてだいぶ不安な気持ちになりました。大丈夫なのか！？これ大丈夫なのか！？
そしてできたチャイ。


お、美味しい！！
すごい濃い！
だが当たり前だ！！あんなことしたら濃いの当たり前だ！！
なるほど…あのインドカレーやさんで出されるチャイの濃さって、こうして出来ていたのですね…おそるおそる真似しても再現できなかったはずだ。このインド的豪快さが必要だったのか。
お砂糖は、紅茶の鍋に加えたり、各自の好みに合わせてカップに入れておいてからチャイを注いだりもしていたそうです。
あとそう！インドは牛乳が超濃厚なんですって！なので日本で再現するなら特濃4.5みたいなのを使うといいそうです。茶葉もぎゅうぎゅうに絞っちゃって紅茶の苦みとかえぐみとかも全部あますところなく入れちゃって、それでも負けずに美味しく仕上がるのは牛乳の濃さとスパイスの妙なのかもしれませんね。
この作り方なら普通の牛乳で作っても十分濃くて美味しくできたし、逆に特濃牛乳も使ってみたのですがミルク的な濃さからするとまだ足りない感じがしました。そこまで求めるなら生クリームか、コーヒークリームの純乳脂肪の美味しいのとか入れたら良いのかも？あれだ、中沢のパントリークリーム！今度やってみよう。
貴重な本場のチャイと知識を頂けて感謝です。いつもインドから帰ってくるたびに話題騒然だったウワサの紅茶。どんなふうに騒然だったかっていうと、「最初の年に買ってみたら美味しかったので、次の年には取り置きを頼んだのに売られてしまった」「次の年こそはと事前にお金を払っておいたのにやっぱり売られてしまった」「今度こそはと思ったらまたまた売られていたが、別のお客さんの取り置き分を売ってもらえた←New!」いろいろすごい！！さすがインド。
紅茶関連あひる。
2006年の記事はブログ始めたての頃なのでなんつうかノリが恥ずかしいです今読むとノД`*)・゜
■February 04, 2006 リーフの紅茶をおいしく飲みましょう♪（修正・追記）
■February 04, 2006 不確かな「紅茶の常識」に切り込んでゆく騎士のように
■March 04, 2009 紅茶のおいしい淹れかた、飲みかた、楽しみかた
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このお店のチャイはかなり濃くて美味しいです。