いやすいません、個人的にあまりに衝撃だったのでメモ。
いちじくとライ麦のパンがですね。いつもオット実家に持っていくたびに好評を頂いて嬉しいので、今回もきたるべき母の日に備えて焼き貯めていたのですが、わりと失敗しがちなんですよ。3回に2回くらい（高いな失敗率）。膨らまないの。でも気温とか色んな条件でしょうがないのかなー、と思っていたのですが。
基本に立ち返って、ホームベーカリーのレシピ通りにやってみた（ていうかやってなかったのか）。はい勝手にライ麦量を増やしたり勝手にいちじくをしこたま入れたり、勝手に早焼きでやったりしていました。勝手すぎる。
でも基本通りやってみたら、
む ちゃ く ちゃ ふくらんどる！！
より詳しく説明しますと、
ト書き：（お釜を覗き込むあひる）
セリフ：「む ちゃ く ちゃ」
ト書き：（覗き込んだ姿勢のままかかとで180度ターンしながら小さくガッツポーズするあひる）
セリフ：「ふくらんどる！！」
いやそこ詳しくなくていいから。レシピとか発酵時間とかを詳しく。
参考：ちゃんと膨らんだパン（左）と今までのいちじくライ麦パン（右）。
膨らんでないにもほどがある。レンガ？
信じられないだろ、粉などの分量は同じなんだぜ？この２つ。
いやびっくりしました。
今回の焼き方。（エムケーのホームベーカリーの場合）
・ちゃんと「フランスパンモード」で焼く。
（普通のモードと比べて、一次発酵の前に「予備発酵」を1時間おこなう）
・いちじくをちゃんと「ミックスコール」の時に加える。
・強力粉：ライ麦の分量＝260g：25g（レシピではライ麦20gです）
えっと、このエムケーのホームベーカリーの場合、「早焼き」モードっていうのが2時間半で焼き上がる。んですが、ライ麦パンは「フランスパン」モードでなんと4時間50分もかかる。長！！
なのでいつも早焼きでやってました。早焼きの場合はイースト菌を増やす、っていうからたまに増やしたりもしていたのですが、効果が得られず膨らまないこともしばしば。
それからミックスコールですが、エムケーの場合けっこう粉砕されるので、一度生地を取り出して手で混ぜ込んだりもしていましたがそれでも膨らまない時は膨らまなかったり。それでもう粉砕覚悟で最初っから粉と一緒に入れちゃったりしてました。やっぱこれが一番いけないのかなー、いちじくの水分とか粘度とかが膨らみを邪魔しているのかなー、と思っていましたついさっきまでは。
それからライ麦やっぱたくさんのほうが美味しいよねー、と20gのところを50～60gくらい入れてました。
だめじゃん。だめです。だめすぎです。全然言うこと聞いてない。そして謎のモノリスのような真四角のパンが出来上がっていたのです。ふっくら膨らんでないから山形パンじゃなくて謎のモノリスパン。しかも重くて固い。積み上げたらこぶたのおうちくらいは余裕で作れます。焼き締めてあるしな。
それが今回久しぶりにレシピ通りやってみたらものの見事に膨らむ。いや～、前にフランスパンモードで5時間弱かけて膨らまなかったこともあったから、時間かけてもダメだと思い込んでた。あの時はきっと他の要素もダメだったんだろな。
この出来事を忘れないようにメモっておきたいと思います。まあ謎のモノリス的に四角くて固いパンも、もっちゃりしてて悪くないんですけどね、そういうパンだと思えば。でもまあ明らかに間違ってたからな。
すいません、これからはきちんと時間をかけます。
あとミックスコールのタイミングも全然違っててびっくりしちゃった。早焼きだと開始25分後にコールが鳴るんだけど、フランスパンモードでは1時間15分後だった。これも買った当初の真面目な自分が説明書にメモってあるのを見て思い出してびっくりして歯医者の予約を遅らせてもらう電話をかけました。だめじゃん。学校のテストとかでもいつもどこをどう間違ったかは覚えてるのに答え合わせの内容は忘れてるので同じ間違いを繰り返す子供でした。前もここ間違ったなってことは覚えてる。人生概ねそんなかんじ。
ま人生はともかくいちじくライ麦パンくらいは次回も忘れずにやろうと思います。うんうん。
うちの人はこれの何代か前の、米粉対応じゃないやつです。
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