『おおきく振りかぶって』アニメ2期が超おもしろかった

4,5,6月の春アニメ、特にこれは面白いなーと思ったもののひとつが「おお振り」でした。
ちょっと今さらな話題ですが、いつも何となく次の期に入っちゃうので、今回はメモ的エントリを残しておこうかと。
おおきく振りかぶって（15） (アフタヌーンKC)
著者：ひぐち アサ
販売元：講談社
発売日：2010-06-23
おすすめ度：
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1期も見てなかったし原作も未読でいきなり二期から見始めたのですが、超！面白かったです！
元気で楽しく真剣な学園群像劇、各キャラ立ってて絶妙に絡んで説得力ある成長をしていく物語。
あちこちから面白いと聞く作品でしたが、噂に違わずでした。

おお振りがよくわかるMAD。
例の「エアーマンが倒せない」に乗せて。
■YouTube – おおきく振りかぶって　阿部くんが倒せない！フルver


（エアーマンをご存じない方はこちら→
■YouTube – エアーマンが倒せない（ＴＥＡＭねこかんｖｅｒｓｉｏｎ） ）
1期を見てなかったので、思わずWikipediaでお勉強。
■おおきく振りかぶって – Wikipedia
原作未読ですが、おそらく忠実に丁寧にアニメ化されているんでしょうね。
それから、アニメとマンガの一番の違いは「音」の魅力なんだなあと感じました。
カキィンという硬球の打撃音とか、スライディングの音とか、応援団のブラスとか！いかにも高校野球、ですよね、うん。
いや別に高校野球にそんな思い入れないんですが、おお振り見てると応援したくなってきたりして。
声の配役もみんな良かったし。たくさんの登場人物それぞれが違和感なく馴染んでるように思いました。
あと、アニメとマンガの違いといえば「音」の前に「動き」かもしれませんが、そちらもおお振りの場合は特に野球もの、スポーツものなので、打球が抜けるスピード感や選手のとっさの動きの速さ・細かさになかなか見応えがありました。
先日『耳すま』でセル画の繊細さを感じたばかりですが、こういう動きは現代CGアニメならではの技術なのかもな、と思ったり。つい巻き戻して勝手にリプレイしたくなるシーンが多かったです。
私見ですが（ってどれもそうだけど）各キャラの中で息子にしたいのは田島くんです（息子かよ！）。4番バッター天才肌で天然明るいくん。
しかし1期の合宿の彼の「オ○ニーすんの忘れた！」という名ゼリフにはんなわけないだろ！とつっこまずにはいられませんでした。あの年頃の男の子がし忘れるわけないだろ。あ。朝の分を忘れた、とかそういう意味かな？
えー余計な深読みはともかく（ほんとに余計だよ）、阿部くんの代わりに田島くんがキャッチャーを務めるくだりなど特に素晴らしかったです。
スポーツもので、重要なポジションが交替するって珍しい気がしました。その人がそこにいないのに、それでだれるどころかむしろ引き締まって物語が大きく動くところがもう、何ともわくわくというかどきどきというか。
『ランドリオール』でいえば主人公不在にも関わらず超超盛り上がっていた “アカデミー騎士団編” に近いものを感じました（例えがマイナーすぎ？）。
ほんと面白かったです。原作も読んでみたいし、3期にも続いてほしいなあ。
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