shibaf カスタムオーダー、ショルダーSトート・マルチカラーニット

自分にクリスマスプレゼント、みたいなタイミングで、秋頃にオーダーバッグ shibafにお願いしていたバッグが届きました。嬉しい！可愛い！超可愛い！！
今回はちょっと特殊オーダー。レギュラー商品Sトートに、革のショルダーストラップをつけてななめがけにしたい、というわがままカスタムの相談をさせて頂いて、作ってもらってしまいました shoulder S tote！マルチカラーニット生地で超冬カバンです。

最近の自分の傾向として、ななめがけで両手を空けておきたいことが多くて、でも荷物もそこそこ入ってほしいし、Sトートくらいのサイズがほど良いんだけどな、手持ちじゃなくてななめがけで作ってもらうことってできないかな…とメールでお伺いしたところ快諾して頂けて、アトリエにお邪魔してオーダーしてきたのでした。
shibafにはすでにいろんなタイプのカバンがあるので、さらに細かくこうしてああしてって言うのはシツレイかしら…とおっかなびっくりだったのですが、shibafの作り主 aya さんは「お客様からのいろんなご希望を聞かせて頂けるとこちらもとても参考になるので喜んで！」と言ってくださって、いつものように布の組み合わせだけでなく、Sトートを斜めがけにする場合のストラップの付け方のパターンや力のかかり方、ファスナートップの深さやポケットの位置などなどについて色々と的確なご意見を頂きつつ相談に乗って頂けました。お互い未知の部分も多かったのでいつにも増してドキドキわくわく。

オーダーの様子。

はじめこれがいいかも、と思っていた布が色々見ていくうちにだんだん変わっていって、最終的にかなり前から気になっていたニット生地に落ち着きました。
季節を問わず使えるものの方がお得、という気がして今まで季節もの生地は避けてきたのですが、なんだかんだで結局秋冬には秋冬っぽいもの、春夏には春夏っぽいカバンの出番が多くなるものだし、もう今回はこのニット生地で思いっきり冬！冬しか持てないバッグで良いから冬に超似合う可愛い冬バッグにしよう！と、思いっきり冬に舵を切りました。冬による冬のための冬バッグ！

そうして出来上がったのがこちら、マルチカラーニット・ショルダーSトート！中のポケット布がまた超かわいい！！

外側のニット生地は、底までぐるりと全面に使ってもらいました。私のshibafカバンの中では初かも。
カスタムポイント
・基本はSトート
・革ストラップ、長さはshibafななめがけの標準117cm
・ファブリックのファスナートップ
・ポケットはcube toteタイプで底にくっつけて（ファスナートップがあっても使いやすいように）

普段持ち歩くものがだいたい全部収まります。ファスナートップを広げればマフラーや帽子なんかも。

かわいすぎて優秀すぎる！！
特に気に入っているのがストラップのキャメル色です。赤やブルーの冬生地と明るいキャメルの組み合わせが可愛すぎる。
一番悩んだのがストラップの長さでした。
最初は標準の117cmよりもかなり長めのプラス8cm（両端を4cmずつ足す感じ）でお願いして、後日メールで標準の長さに変更してもらったのですが、実物をコートの上からななめがけしてみるとやっぱりもう少し長くてもよかったのかも？という気もしたり。
手持ちの似た感じのカバンで色々試したつもりだったのですが、このSトートのようにしっかりした厚みと四角さ（固さ？）のあるななめがけというのは持っていなかったのでここを決めるのが一番難しかったな。もちろんこれでも短すぎるわけではないし、新品のぱりっと感から少し馴染んできたらまた変わりそうだし、選んだ布の質感や、冬用（厚着）か夏用（薄着）かにもよると思うので、次回の参考にメモとしてちょこっと書きとめておきます。

コートとあわせるとこんなかんじ。ステキ！

実はこの黒いふんわりAラインのコートに合うカバンがほしい！というのも今回のオーダーのきっかけでした。このコートもんも～～夏の終わりに出会ってしまって一目惚れ、さらに試着してたっぷりしたドレープの美しさと上品さに惚れ、すてきな店員さんからデザイナーさんの細かいこだわりについて聞けば聞くほど惚れ、悩みに悩んでとうとう買ってしまった数年に一度の大物です。またこれが薄くて軽いのに暖かい！ウール100%なのに重たくないのです。デザイナーさんがコート生地のために糸を撚るところからオーダーしているんだそうで、糸に空気を含ませているから軽いし保温効果も高いと。素晴らしすぎる！
しかもそれぞれの商品に名前がついているんだそうで、このコートの名前は「ジル」。shibafの看板犬といえばジルとコジル。もうshibafのバッグとあわせるしか！