ヨーグルト菌はじめました

オットくんのお母さんから、ヨーグルトの種？株？菌？？をいただきました。
増えるんですって！
食べ切らないで少し残して、牛乳足せば増えるんだって！


なんかすごい！そんな北欧の童話があった気がする！！
雪山に暮らす貧しい男が、神様みたいな人から魔法のお椀をいただいて、お椀に入っているチーズをひとくちだけ残しておけば朝にはまたなみなみとチーズでいっぱいになっている、という。最初のうちはそうやってひとくち残しては朝にはお椀がぷるぷるチーズでいっぱいになっていたんだけれど、あまりにチーズが美味しくてある日とうとう我慢出来ずに最後のひとくちまで食べ切ってしまい、翌朝からは二度とチーズは増えなかったという。
あの木のお椀に白くて柔らかいチーズが溢れんばかりにぷるぷるっていうのがどうにも美味しそうだったあのお話。本当だったのか！

お母さんもお友だちからおすそわけに頂いたんだそうで、なんとそのお友だちの家ではかれこれ20年も食べ続けてきたというヨーグルト菌！すごい！
それをお母さん、3つの容器に分けて持たせてくれました。そうやって、
・2つを食べたら容器を洗って、
・残る1つの中身を1/3ずつ分けて、
・それぞれに牛乳を注いで置いておくと、
・3つの容器になみなみとヨーグルトが！
つまりこういうことですな。


常温でひと晩くらい、フタを密閉せずにちょっとずらした状態で置いておくと、見事に固まってヨーグルトになっているではないですか！
しかも美味しいよ！


すごいぞ！乳酸菌！（？）
市販のプレーンヨーグルトと比べると、味がこっくりしていて酸味がマイルドな気がします。牛乳の種類や室温など、条件によっていろいろ変わるのかもしれないけど。美味しい。
ざっと検索してみたところ、低脂肪乳でもちょっとゆるいけどちゃんと出来る、とのこと。確かにできました。

低脂肪の「低」。
すっごいなあ！食べ切っちゃいさえしなければ、これで半永久的にヨーグルトを買わずに済むってことでしょうか？
そういえばもう7～8年ほど前に、友人が妊娠を機に「カルシウム摂取のためにカスピ海ヨーグルトを始めてみた。これで買わずに済む」って言っていた時にはいまひとつピンとこなかったんだけど、こういうことだったの！？こういうことだったのね！？彼女の家のヨーグルトさんはどうなったのかしら？
いやあそうだったのか。菌で増やすといえばジェットダイスケさんが、納豆が品薄の折に増やしてらして、「納豆を入手したとはいえ、これをその日の晩ご飯ですべて食べ切ってしまってはいけません。そんなことするのは愚の骨頂だと「金持ち父さん貧乏父さん」にも書いてありました。書いてないけど、僕にはそう読めました。」っていうネタを当時あちこちで話して笑いを取らせて頂きました。その節はありがとうございます。これもそういうことですね！？
パキラは枯らし、ポトスもちっとも育ってくれず、オットは微量癒し成分を結晶化する技術を身につけなければならないほど、あひるちゃんの通った後にはぺんぺん草も生えないっていうか、生物の生存環境としてはかなり厳しめと認めざるを得ないわがやですが、ヨーグルト菌とはすこやかに生活を共にしていけるといいなと思います。おいがんばってくれよほんと。頼むよ。
→オットくんとヨーグルトに続く。
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かもすぞー！