パーティードレスを探していて、日本人の国民性について考え込む

**パーティーの装い、ヘアメイク編**
こちらは**パーティーの装い、ドレス編**です。いや～、かなり悩み深かった。途中からちょっと深刻なハナシになっちゃいますが、書きますね。

まずはドレスの写真から。
こんなかんじ。
黒のロングドレス～♪
生地は主にベロアで、ちょっと光る糸が織り込まれており光の加減できらめくの(*´∀`*)。
すそ部分はポリエステルの切り替えになってます。


渋めピンクで統一した靴・ショール・バッグのフォーマル3点小物についても、またあとでもうちょっと詳しく書きますね。


いやあもう、このドレス探しに悩んだ悩んだ。
**関連あひる記事**
**ドレスメモ
こうしてお店のリストアップしてわくわくしてた頃はよかったんですが。それで黒のロングとか、ゴールドベージュの背中がすっごい開いたドレス（海外通販サイトで発見）素敵～♪とか思ってはしゃいでたんですが。
ドレス販売店探しでなく、「結婚式 フォーマル マナー」みたいな検索をちょっとやってみたら、まあ出るわ出るわ。タブーがいっぱい。
・ロングドレスは夜の披露宴用
（今回の披露宴は昼過ぎでした）
・肌の露出はタブー
（特に年配のかたに受けが悪い）
・光る生地、スパンコール等のついたドレスは夜の式用
（昼は避けるべき）
・黒は会場が沈むので避けるべき
（着るならショールなどで明るく）
・蛇皮・毛皮などは殺生を連想させるのでタブー
（これはそういえばそうだった….）
・30過ぎたら膝丈か膝下。膝出しはNG
（うんまあそうなんだけど…）
あ、あららら。私がステキ♪と思ってたものがことごとくNG。自分のセンスと常識観念に自信なくなってきた。
これは一から仕切直さねば…と出向いたフォーマル売り場でもしかし、「お？これは」と思うドレスを手に取っていると店員さんから
「ステージですか？」
ｳﾜｱﾝ!!（号泣）。どうせ派手よ！私のシュミは派手よｫｩｫｩｫｩ！！しかも別のお店で連続2回言われたの。もうすっかり自信喪失デス！！
結局もうちょっと調べたり、人に訊いたりしたところ、まあそーんなに神経質にならなくてもよさそう…との結論に至り、バーゲンで破格だったこともあり、写真の黒ロングを購入したのですが。
いや～、今回ほんといろいろ考えさせられました。
さきほど挙げた「タブー」例って、実は公にまとめられたものってあまり見つけられなかったんですね。結婚式場のサイトのマナーページ、とかには情報が少なくて、掲示板や個人ブログがhitすることが多かった。
そうすると個人の趣味とか少ない経験の中での発言だったりするので、鵜呑みにする必要はないのかもしれないけど。
でもやっぱり気になるし….そもそもお祝いすることが目的なんだから、悪目立ちするのは避けなきゃいけないし….（友人が変な格好してたら恥をかくのは呼んでくれた新郎新婦ですし）。
そうすると結局、みんな着てそう～な、無難な色形をみんなが選ぶことになってしまうわけですね。なるほどなるほど納得しました。
なんかこ～、あとしんどかったのは、個人サイトや掲示板などでの個人的な発言が多かったからか、言葉遣いがキツくて(＋_＋;)。読んでてちょっと消耗しちゃいました。
特にこういうことって”あるべきカタチ”がはっきりしているものだから（振れ幅はあるにせよ）、そこから逸脱している人に対して「そんなことも知らないなんて」と厳しく言いがちな傾向にあり。
この、
・あるべき姿に、という厳しい視線
・その追求から逃れるため、目立たないようにする
という2つのタッグが、なんとも日本人の国民性を端的に現しているようで。ヒジョーにブルーな気持ちになってしまいました。
自分の好きな服を着ることが許さている状態って、ものすごく自由なんだなと痛感。
結局は先ほども書いたように、そんなしょぼしょぼした気分になっちゃった私（貧弱ゥ）を友人知人が力強く励ましてくれたおかげで、「常識の範囲内で、好きな服を着る！」という荒行に挑む勇気をもらって、からくも成し遂げることができたわけです。みんなに感謝。
そんなわけで、黒のドレスなら小物で明るく、と小物3点セットを探し回って集めまくったお話と、その時の工夫やなんかをまた別に。
**パーティーヘアメイク
**披露宴用に、美容室で髪をセット
**ドレスメモ
**ドレス小物を訊ねて三千里（靴、ショール、バッグ）